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ぶどうの枝の会 〜堀江優 遺作展を鑑賞しました〜

 神戸市立小磯記念美術館で5月4日か〜7月15日まで開催されている特別展、「水彩画家 堀江優 遺作展 ー『人間の弱さ』を持つ聖書の人を描き続けてー」の鑑賞に教会のメンバーで行きました。

 梅雨入りをしたところでしたが、雨も止み、六甲アイランドにある美術館に向かいました。現在、展示中の小磯良平の作品も鑑賞し、堀江優の展示ブースを回りました。テーマが聖書の人物像ということであったので、展示されているものは聖書に登場する人物、物語の場面が描かれているものばかりです。旧約から新約聖書にいたる数々の場面が描かれています。そして、この方の作品の特徴は顔です。そして大きな目です。この目が人物を生き生きとさせ、観る者に迫ってくるような迫力を与えています。作品自体も大きいものばかりでした。中でも最後の晩餐の場面の作品はとても印象に残っています。堀江氏は1933年に神戸に生まれます。父親は牧師です。神戸の公立小学校の教師として働きながら、作品を残した画家です。作品を通して、聖書のメッセージが私たちの視覚を通して入ってきました。描かれた御言葉を深く味わうときとなりました。

 

 美術館の鑑賞の後、美術館近くにあるスリランカ料理のお店に行き、スリランカ料理のランチを頂きました。カレーはなじみがありますが、スパイスの利いたカレー味のジャガイモなどの具が小麦粉の皮に包まれたオムレツのようなロティは初体験で、おいしかったです。「笑う和」(ワラウワ)というお店でした。

 視覚、味覚に多いに刺激を受けたひとときとなりました。